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俺がガチでオススメしたい近代作曲家

というわけで早速ブログの更新も怠らずやっていきたいわけだが、2本目の記事にして早速ゲーム実況とは関係のない記事を書いていこう。

皆さんは普段どのような音楽を好んで聴いているだろうか?自分は幼少期に親がピアノを習わせてくれていた影響でクラシックやジャズにふれる機会が多々あり、それもあってかJ-Popやボカロなどの曲に比べてそのような類のジャンルを好んで聴くことが多い。確かにジャズはまだしもクラシックを全く聴かない人からすれば「聴いても面白くなさそう。長い。大人ぶるなクソボケイキリキッズがよ!」などのとんでもない罵詈雑言に塗れたイメージを持たれかねない。

なぜジャズやクラシックをおすすめしたいのか

しかし、一度話を聞いてほしい。クラシックやジャズはオペラなどを除き、歌詞が無いために一つ一つのメロディーにより美しさやカッコ良さを持たせるため熟考されて作られている。つまり普段J-Popなどを聴く人が歌詞に心を奪われあまり意識して聴いていない可能性のあるメロディーをより感じられ、その重要さを再認識できるかも知れないのだ。とはいえ、ここでゴリゴリのクラシック作曲家を紹介しても折角ここまで読んでくれている読者がとんぼ返りする可能性もある。

そこで今回紹介したいのが近代を代表する作曲家の一人ニコライ・カプースチン(1937~2020)だ。細かい生涯などはWikipediaを参照してほしい。

カプースチン本人

何が凄いの?

さて、なぜこの人をここで紹介したかといえば彼は「クラシックとジャズの融合を図った人物」だからである。どういうことかというと、そもそもクラシックは作曲する上でとても厳しく小難しいルールがある。反してジャズは即興性が強い上、とても自由な音楽であると言える。つまり相反する2つのジャンルを融合させたのが彼なのである。

これ何がすごいかと言えば、ジャズはその即興性故に楽譜に書き起こすのがとても難しく複雑である。しかしカプースチンはそれを見事に楽譜上に書ききり、その中にジャズの技法のみならず昔ながらのクラシックの作曲技法なども取り入れているのである。

例えば、プロの演奏家の中にもジャズの即興演奏を苦手とする人はいるわけでそんな人でもカプースチンの楽譜さえ見ればジャズのような響きを持つ曲が演奏できるというわけだ。

これならクラシックが苦手な諸君でも間を取ったからどうにか最後まで話しを聞いてくれるのではないかという魂胆で紹介したのである。

オススメしたい曲

ではまずはカッコ良すぎる曲を紹介しよう。彼が作曲したアルバムの中に「8つの演奏会エチュード」というものがある。これは8曲収録されているのだが、その中の前奏曲(1番目)とトッカティーナ(3番目)という曲がある。これが堪らなくカッコ良く初めて聴いたときは度肝を抜かれ臓器欠損が原因で死にました。

前奏曲

8つの演奏会用エチュード 作品40: 1 前奏曲

8つの演奏会用エチュード 作品40: 1 前奏曲

  • provided courtesy of iTunes

↓トッカティー

8つの演奏会用エチュード 作品40: 3 トッカティーナ

8つの演奏会用エチュード 作品40: 3 トッカティーナ

  • provided courtesy of iTunes

 

この2曲はかなり短めな部類に入るが、少し長めでも大丈夫という人がいれば次の曲もおすすめする

 

次に紹介するのはおしゃれなピアノ協奏曲だ。あまりジャズとピアノ協奏曲というのが結びつかないかも知れないがそれをやってのけるのが彼である。凄さは聴いたほうが早いので説明は省く。

 

そろそろ記事を終えさせてほしい

曲を紹介しだすとキリが無いのでここらへんで今日の記事は終えようと思う。

この記事にいつもの曲紹介をするとめちゃくちゃ音楽紹介ゴリ押し記事みたいになるが気にしないでおこう。今日紹介するのは、ビル・エバンスの"Waltz for debby"、これは生粋のジャズという分野になるが曲も長くなくすごく切なく綺麗な曲なのでぜひ聴いてみてほしい。そのビル・エバンスについてはまたの機会にでも。それでは!